非エンジニアの鍼灸師が5ヶ月で10万文字書けた理由|4冊目の本ができるまで

はじめに|3冊目の裏で、4冊目が動いていました

こんにちは、矢上真吾です。

合同会社e-lifeの代表をしております。ひとり治療院AI自立化サポートをやっている鍼灸師です。

今日は「3冊目の本を出している裏で、4冊目が完成に近づいています」という話をします。

……と書くと、宣伝のような入口です。

でも書きたいのはその先で、なぜ5ヶ月分の記録が10万文字になったのかという部分です。

そこは一人で治療院をやっている方に、そのまま当てはまる話だと思っています。

1. まず、3冊目が紙になりました

昨日Kindle版、今朝ペーパーバック版

昨日この放送で「四コマ漫画が完成しました」という話をしました。

『ハリーちゃんの日常』というフルカラーの四コマ集です。うちの治療院にいるはりねずみの「ハリーちゃん」が主役で、全63話あります。

そして今朝、紙のペーパーバック版も無事に審査が下りて、発売されました。

僕の本棚に、3冊目が紙で並んだことになります。

その裏で、4冊目が動いていました

実はこの裏で、4冊目の本が完成に近づいています。

『ひとり治療家は黙ってバイブコーディングをしなさい』という本です。

中身は、僕がバイブコーディングを始めた3月から、7月末までの歩みです。

当初は3月から6月までの4ヶ月分で出すつもりでした。ただ、本の中で紹介しているアプリの制作が途中だったので、それを完成させてから出そうと考えました。

そうしたらあれよあれよと2ヶ月弱が経ってしまい、少し出すのが遅れている状態です。

結果として、3月から7月末までの約5ヶ月分の記録になりました。

2. 総文字数が10万文字を超えました

5ヶ月分の記録が10万文字になった内訳

1冊目の約2倍の分量になった

今回、総文字数が10万文字を超えました。

5ヶ月分の記録で、です。

これは1冊目の『痛みのない毎日を生きる』よりも多い文字数で、具体的には約2倍あります。

薄い本ではなく、ちゃんとした厚みの本になりました。

全17章に、四コマと一枚絵を入れた

しかも今回は、絵を入れています。

ひとつは、各章の入口に置いた四コマ漫画です。ちび院長とハリーちゃんが出てきて、その章で何を話すのかを軽く見せる役割をしています。全17章分あります。

もうひとつは、章の終わりに入れた一枚絵です。

漫画の単行本の巻末に、手書きのラフ画のようなカットが入っていることがあります。あれをイメージしました。鉛筆の線だけで、色は塗らず、余白を多くとった静かな絵です。

四コマが章の入口で「動」、章末のラフ画が出口で「静」。そういう対比になっています。

完全に僕の趣味の世界ですが、これで「本っぽさ」がぐっと出ました。4冊目にして、やっと本らしい形になってきたと感じています。

3. なぜ一人治療家にバイブコーディングを勧めるのか

マンパワー1を担当で分けるAI社員の分担図

全部自分でやってきた人は、指示が具体的

読んでほしいのは、僕と同じように一人で治療院をやっている方です。

理由は単純で、バイブコーディングと一人治療家の相性がいいからです。

これまで全部自分でやってきた人は、指示を出すのが得意です。何をどうしたいかが、自分の中ではっきりしている。

だから、AIエージェントへの指示が最初から具体的になります。そこは強みになると思っています。

一人治療家の限界は「マンパワーが1」であること

一人でやっていて一番きついのは、マンパワーが1しかないことです。

やりたいことはいくらでもあります。でも手が回らない。時間が空かない。だから、やりたいことのリストだけが伸びていきます。

ここを技術の力でカバーできるのが、いま起きていることです。

僕の場合、いまはAI社員が21人います。秘書、媒体担当、書籍担当、アプリ担当、動画担当、アナリスト。それぞれに手引きを持たせて、担当を分けています。

数えて自分でも驚いたのですが、21人でした。3月の時点では、ゼロです。

僕ひとりでは絶対に回らなかった量が、回るようになりました。

大事なのは、業務が効率化されて時短になるという話だけではないことです。やれることの幅が広がる、というほうが大きいです。

正直に書くと、僕の課題はマネタイズです

ここは正直に書きます。

いま僕にとって一番のネックは、マネタイズの部分です。

作れるようになりました。回せるようになりました。でも、それがそのまま売上になるわけではありません。

ここは今も詰めている最中です。ただ、少しずつ足音が近づいてきている感覚はあります。

4. 「月に2冊」は、盛った話ではありません

4冊目と聞くと「どれだけ出すんだ」と思われるかもしれません。

僕は、月に2冊は出していきたいと考えています。

以前ならありえない数です。でもいまは、実現できる数になっています。そこがAIエージェントとバイブコーディングの怖さでもあります。

ただし、ただ出せばいいわけではありません。

自分の色、味、こだわり、そして根拠。これがないと、何の意味もない本になってしまいます。

僕の場合はそこを、歩んできた道でまかなっています。自分がやってきたことをそのまま出しているだけです。

これは、たぶん全員が持っているものです

そして、これは僕だけの話ではないと思っています。

仕事をしていれば、生きていれば、その分の何かがたまります。10年やった人には10年分の何かがあり、20年やった人には20年分の何かがあります。

そこでつまずいたこと。失敗したこと。うまくいったこと。

これは、まだその道を歩いていない人にとっては学びになります。希望にもなります。

そういうものを、全員が必ず持っているはずです。

これは僕の師匠である鴨頭嘉人さんから教わったことです。

一人一人の人間には、とてつもない価値がある。一人一人が持っているものには、とてつもない価値があるのだから、それを伝えなくてどうするんだ。

ずっとそう言われてきました。

それを今、形を変え、手を変え、品を変えながら出しています。

5. 今日から始める3ステップ

数字は出どころを言えるものだけにする対比図

STEP1|期間を区切って「やったこと」を並べる

新しいネタを探す必要はありません。

直近の3ヶ月なり5ヶ月なりを区切って、その期間にやったことを並べてください。僕の場合は、3月から7月末までの5ヶ月でした。

日報でも、カルテでも、スマホの写真フォルダでもかまいません。

並べると、自分でも忘れていた量が出てきます。

STEP2|金額と数字は「実際に払った額」だけ残す

ここは今回の本づくりでの反省をそのまま書きます。

原稿に「相場はこれくらい」という数字が入っていました。でも、その出どころがどこにもありませんでした。自分が知らない数字が、原稿に混ざっていたわけです。

なので、実際に自分が払った額だけを残して、あとは全部消しました。

説得力は落ちませんでした。自分が払った実額のほうが、そもそも強いからです。

数字を出すときは、出どころを言えるものだけにしてください。

STEP3|置ける場所に置く

つくって終わりにせず、置き場所を決めます。

Kindleでも、noteでも、有料の教材でもいい。

置いておけば、寝ている間に誰かが見つけてくれる可能性が生まれます。置かないかぎり、可能性はゼロのままです。

まとめ|技術の壁は下がった。残るのは持っているもの

今日の話をまとめます。

  1. 5ヶ月分の記録が、10万文字を超えた(1冊目の約2倍)
  2. 書けた理由は特別な力ではなく、歩いた道があったから
  3. 一人治療家の限界はマンパワーが1であること。いまはAI社員21人に担当を分けて回している
  4. 数字を出すときは、出どころを言えるものだけにする
  5. 技術の壁はAIエージェントが引き受ける。残るのは、何を持っているか

一人一人の人間には、とてつもない価値がある。それを伝えなくてどうするんだ。

4冊目『ひとり治療家は黙ってバイブコーディングをしなさい』は、もう少しで出せそうです。出せたら、またお知らせします。

本日も、残りの1日を素敵な時間にお過ごしください。

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矢上真吾について

鍼灸師歴24年/合同会社e-life代表/和からだみなおし処 院長/著書3冊。千葉県館山市で一人治療院を営みながら、全国の一人治療家に向けてAI自立化サポートを行っています。

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